皆さんこんにちは。池袋のクラウド会計に強い税理士倉下です。
先日、新聞を読んでいたら次のような記事に目がとまりました。
「NY市で渋滞税導入へ」
職業病なのか「税」という漢字を無意識に自動検索しているようで、ついつい反応してしまうわけであります。
まず、この記事のタイトルを見て感じたのは、渋滞税ってどうやって課税するの?とイメージが湧きませんでした。
皆さんは想像つきますか?
ちょっと、調べてみたところ実はNY市が世界初ではなく、ロンドンが既に導入して実績もあるということでした。導入前よりも渋滞が30%緩和したらしいです!
NY市の渋滞税の詳細は確認できなかったので、ロンドン市の渋滞税について簡単にご紹介させていただきます。
簡単に申し上げるとロンドン市内の一定のエリアを運転した場合に課税されるようです。そのロンドン市内の課税ゾーンはこちら。

このゾーンを月~金の7時~18時の間に自動車等で通行する人は渋滞税を払わなければなりません。なお、環境負荷が少ないと判断された自動車や、バス、タクシーなどの公共交通機関、自動2輪車は税金が課されないとのことです。
(次の標識が課税ゾーンの目印のようです)

渋滞税は一日11.50ポンド。 えっ!高い・・・。
支払方法としては、指定商店、インターネット、携帯電話での振込みなどあるようです。
Congestion Charge Auto Payという自動支払いに登録することで、免除および割引があるようで、オフィシャルサイトでもこちらを推奨していました。
自動車のナンバープレートが監視カメラで逐一チェックされているので、基本的に当日の24時までに納付しない場合には罰金が加算されるようです。
日本も都内は渋滞が激しいので、もしかしたら財源確保のため将来導入なんてことも・・・!?
ないことを祈ります!
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