皆さんこんにちは。池袋のクラウド会計に強い税理士倉下です。
今回は東京都中小企業振興公社が管轄する「商店街起業承継支援事業(助成金)」についてご案内します。
まずは助成目的ですが、次の通り記載されています。
「都内商店街で新規開業又は既存事業の後継を行う中小小売商業者が開業等をするに当たり、店舗の新装又は改装及び設備導入等に要する経費の一部を助成することにより、商店街における開業者や事業後継者の育成及び支援を行い、都内商店街の活性化を図ります。」
なるほど、主に開業予定者が都内の商店街に実店舗を展開する予定があれば検討の余地ありということですね。(事業承継した場合にも適用可能)

申請のスケジュール感を確認していきましょう。
直近の申請(第一回)については、4/2(火)迄にHPから申請エントリーが必要になります。※完全エントリー制になっていますので、エントリーしないと申請を受け付けてもらえません。
エントリー後、4/8(月)~4/11(木)までに申請書を提出。
晴れて採択された場合の交付決定日は7/1の予定となっています。
なお、既に第三回までのスケジュールが発表されており、第二回の申請エントリーが6/19(水)~7/9(火)。第三回が9/18(水)~10/8(火)となっています。
次に、助成事業の内容について確認します。
主な申請資格
都内商店街の店舗において「開業」・「多角化」による新規店舗開設又は「事業承継」による店舗改装等をする方 。こちらのフローチャートで確認できます。
助成対象となる業種
こちらをご確認下さい。(商店街に通常ある業種は含まれていそうです。)
助成対象期間
交付決定日から開業日の翌々月(最長1年間) ※店舗賃借料は交付決定日から2年間
助成限度額
<助成限度額 最大580万円>
事業所整備費(店舗新装・改装工事、設備・備品購入、宣伝・広告費) 250万円
実務研修受講費 6万円
店舗賃借料 1年目:月15万円、2年目:月12万円
※「店舗新装・改装工事費」又は「設備・備品購入費」の申請は必須。
※交付決定日(助成対象者決定)前の工事や設備購入等は対象となりません。
※詳しくはこちら
助成率
2/3以内
いかがでしょうか。もしご自身の開業予定にはまりそうだと感じた方はこちらで詳細を確認してみて下さい。
当事務所においても助成金申請についてお手伝いさせていただいております。お気軽にお問い合わせ下さい。